先日、消防団の集まりがあったので、
駐屯所にいきました。
大事なことなので、
全員出席してくれということで。
大事なことってなんだろう?
とおもったらですね、
なんでも、
国の通達を受けて村のほうが、
消防団員の報酬を、
消防団員個人に直接支給するように、
と方針転換をしたということでした。
村のほうに聞いてみたら、
どうも、
国のほうで、
地方の消防団員が減っているのを
なんとかしなきゃいけない。
そして、
若い消防団員が
団員が直接給付を望んでいるひとが
多いみたいだから、
そうしよう、みたいな。
そんなことらしいのです。
この話、一見もっともらしいと思うのですが、
私が思ったのは的外れだなあ
ということでした。
もちろん、制度ありきではないのですが、
消防団の報酬なんて年額数万円です。
報酬を目当てになるひとなんて
いないわけです。
消防団員が減ってる根本原因は、
自分のことしか考えない、
地域のことを考えない、
そういう教育をしていってることにあります。
共同体の意義だったり、
地域愛の意味だったり、
そういうのを
頭でわかってる、あるいは、
からだでわかってる、
そういう人が減ってるから
減り続けてるんですよね。
公助で支えられないなら、
共助で、というわけですが、
公助がでしゃばりすぎて、
共助がへたってきた日本をみると、
まちがったやさしさで
票を得てきた政治家や、
霞ヶ関の、
自分たちの仕事ありき、
現場が見えてない
ひとたちの罪は重いな
と思います。
それではまた!