進学教室をひらいていて気付くのが、
思いのほか、わが子の国語力を育てるのが大切なことに
皆さん、お気づきでない、ということです。
なぜ小学校中学年になって成績が落ちだすのか、
というと、理由は様々ですが、一番は、
そのお子さんの中で、
言葉を大切にする姿勢が身についていないことが挙げられます。
言葉を大切にする姿勢が、
御家庭のなかで十分でないと、
小学校の授業中に先生の言葉に耳を傾けることが
おろそかになりますし、
文字を書くことも”めんどくさい”ことになってしまいます。
読むのもめんどくさい。書くのもめんどくさい。
いまの小学校は一対多の授業方式が
ほとんどですので、自分の考えを話す機会も少ない。
なので、学ぶことそのものへの興味のレベルが上がらないのです。
小学校低学年のうちは、
鉛筆の本数を数えるとか、そういうプリントなので
あまり問題が起きませんが、
中学年ぐらいから、絵が少なくなったり、
抽象的な思考を求められるようになりますので、
徐々に、成績の低下となって表れてきます。
この問題に対しては、
残念ながら、プリント学習の●●式や小学校では
対応ができていないといえます。
ではどうすればよいのか?
それは、また別の記事にてご紹介したいと思います。