ハリー進学教室、2025年6月の第2回目の読書会(6/27)は、
荒牧が担当し、「マンガでやさしくわかる傾聴」という本を取り上げました。
この本は、私が最初の起業を東京でしたころのに
読んだ本なのですが、
この本のおかげで、どれだけ仕事がしやすくなったかしれません。
傾聴、という技を身に着けることで、人間関係がとても良好になった、
というよりも、人に好かれるようになったからです。
この本では傾聴の基本から実践までが書かれているのですが、
うなずく、とか、まとめを伝えるとか、
そういったテクニックを超えて、傾聴をするための人としての在り方に
しっかりと言及されているのが、とてもよいところだと思っています。
中身を簡単にご紹介すると、
「傾聴」をするためには、「共感」と「受容」と「独立」の3つが必要となると書かれています。
第一の「共感」は、ありありと相手の感情を想像しながら聴くこと。
第二の「受容」は「こうでなくてはならない!」を手放して相手の話を受け入れること。
第三の「独立」は、相手の感情に流されないよう、相手と境界線を意識すること。
いずれも言うは易し行うは難しなのですが、特に「受容」が難しいと思います。
「世の中はこうでなくてはならない!」とか
「これはこういうものであるはずだ!」とか
正義感の強い方は気を付けてみてください。
実際にハリー進学教室でご紹介し、対話すると、保護者の方々の反応が非常によく、
「さっそく仕事で人間関係が楽になった!」であるとか、
「こどもと一緒に読んでみようと思います!」といった声が相次ぎました。
傾聴ができる人としてのあり方にどうやって至れるのか、
細かいところがこの本には書いてありますので、ぜひ一読いただければと思います。
皆様の幸せな日々をお祈りしています。